
1本の原木から必要な寸法に合わせて、じかに角材や板を切り出したのが無垢材です。
それはかぎりなく自然にちかい状態の“木”であり、お客さまが思い描く理想の美しさを表現する、その家オリジナルの部材となりうるのです。
私たちは無垢の木材が大好きです。骨組みがしっかりしていて、地震や風に強い木の家がいい家の条件だと考えています。
だって、人は昔から自然と共存して暮らしてきたのですから。
地元の気候風土の中で育った無垢の木に囲まれて暮らすことほど気持ちの良いものはありません。だから私たちは家を支える基本構造材に、山梨の木をご提案しています。柱は美しいヒノキ、土台は強い栗、内装や床にはあたたかみがあり、やわらかい杉、そして梁・桁には天然乾燥した山梨の地松。地松は木肌が黄色で化粧梁にすると大変美しく、また、天然乾燥することにより割れたり反ったりという木の特質が抑えられます。
合板類は出来るだけ使用しません。
地元の県産材を使うことは、いい家を残すだけでなく地場産業を活性化させると共に、森林の荒廃を防ぎ、CO2削減にもつながります。
無垢材のいちばんの特徴は、その調湿機能。室内の湿度が高いと空気中の水分を吸い、乾燥していると木材内部の水分を適度に放出します。つまり、木でつくられた家は「呼吸する」のです。
木は燃えやすいと考えられていますが、そう簡単には燃えません。木の表面がある程度燃えると、黒く炭化した層ができます。この炭化層が酸素を運びにくくするため、中まで燃えるのには時間がかかります。また木には、温度が上がっても簡単には軟化しないという性質もあります。万が一火災がおこっても、材木内部は無傷のまま長時間残るため、急激に強度が下がることはありません。一方で鉄骨は、温度が加わると燃え尽きる前に曲がって変形してしまい、構造を保つことができません。そのような意味においては、鉄骨は耐火性はそれほど高いとはいえません。
木は空気を含んだ細胞の集まりでできているため、熱が伝わりにくいという性質があります。それはつまり断熱性が高い、ということ。ちなみにコンクリートは木の約10倍、鉄は約500倍の熱伝導率で、木に比べて断熱性が低いことがわかります。
木には抗菌、殺菌、および脱臭効果があります。とりわけヒバやヒノキにはすぐれた殺菌力をもつ ヒノキチオール という成分が含まれ、ダニやカビ、白アリなどを寄せつけません。
夏はひんやり、冬はあたたかく感じられる無垢材のフローリング。集成材にくらべてやわらかさがあり、手ざわり足ざわりの心地よさがちがいます。
木材表面のこまかな凹凸が太陽の光を適度に散らして、目への紫外線の反射を少なくします。
無垢材はシックハウス症候群の原因とされる化学物質を含みません。
漆喰(しっくい)は、家屋の内外壁材として、昔はどこでも目にすることの出来るごくありふれた建築素材でした。
しかし、時代の流れと共に新建材が台頭し、クロスやペインティングに押し出され、次第にその姿は減っていきました。
現存する漆喰(しっくい)家屋と減少しながらも左官職人の手で造られた建造物は、新建材では表現できぬ深い味わいと堅牢だからこそなしえる高級感を醸し出し、かつ健康的素材として再評価され、新たなステージで輝き始めました。
われわれは、漆喰(しっくい)というこの伝統を失わせることなく、多くの人たちにその素晴らしさを伝えていきたいと考えています。
さぁ、今日からあなたも始めましょう『漆喰(しっくい)生活』を。