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コラム

四日市で注文住宅を建てる前に知っておきたい「相場」の正しい見方 その2

2025.12.09

四日市ならではの価格変動要因を知っておこう

今回は、四日市で家を建てる場合の地域特有のコスト要因について解説します。同じ仕様でも、土地や環境によって費用が変わることがあるので、ぜひチェックしてください。

 

四日市特有の4つの価格変動要因

1.騒音・粉じん対策

幹線道路沿いや工業地に近いエリアでは、遮音性能の高い窓や給気フィルターの設置が必要になり、追加費用が発生します。

2.気候対策

四日市は夏の湿気と冬の底冷えが厳しい地域です。断熱性能や窓の性能、空調システムを強化することが重要です。

3.法規制

準防火地域や景観指定がある場合、窓や外壁の仕様が高グレード化し、コストが上がることがあります。

4.市況の変動

資材価格や職人不足の影響で、見積もりの有効期限が短くなることがあります。タイミングによって価格が変動する可能性があるため注意が必要です。

 

幹線道路沿いの防音対策にかかる費用

特に寝室、子ども部屋、書斎など静かさが必要な部屋では、遮音等級T-3の窓+内窓の併用が効果的です。ただし、全室に高性能な防音対策をすると初期費用は大きく上がります。重要な部屋に優先して対策することで、コストパフォーマンスを高めることができます。

推奨仕様

・樹脂サッシ+T-3相当の防音ガラス
・必要な部屋には内窓を併用
・給気にはePM1またはHEPAフィルターを使用

注意点

・防音性能の高い窓は重くなるため、開閉のしやすさをチェック
・内窓は出入りや掃除の動線も考慮

「全室均一」よりも「重要な部屋に集中投資」がコスパ良し!

 

次回は・・・

次回は見積もりを比較するときに注意したい“抜け項目”や、後から費用が増えないためのチェックポイントを詳しく解説します。正しく比較すれば、ムダなコストを防ぎ、納得のいく家づくりができます。
>> その3へ続きます

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