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コラム

住宅完成保証制度とは?もしもの時にお客様を守る仕組み【解説】

2026.08.01

注文住宅を建てるとき、多くの工務店やハウスメーカーでは、契約時・着工時・上棟時など、工事の節目ごとに工事代金の一部を先にお支払いいただく「前払い」の形が一般的です。

ここで、口には出しにくいけれど、家づくりを考えるすべての方が一度は頭をよぎる不安があるのではないでしょうか。「もし工事の途中で、建築会社が倒産してしまったら、支払ったお金や、建てている途中の家はどうなるのだろう」という不安です。

森大建地産では、こうした万が一の事態に備えるため、住宅あんしん保証という第三者機関が運営する「住宅完成保証制度」に加入しています。今回は、この制度がどのような仕組みなのか、そしてお客様にとってどのようなメリットがあるのかを、詳しくご紹介します。

 

住宅完成保証制度とは

住宅完成保証制度は、株式会社住宅あんしん保証が運営する制度です。登録している工務店やハウスメーカー(登録事業者)が、住宅の完成前に倒産などの理由で工事を続けられなくなった場合に、お客様が保証を受けられる仕組みになっています。

運営元の住宅あんしん保証は1999年に設立された会社で、2008年には国土交通大臣から「住宅瑕疵担保責任保険法人」の指定を受けています。少し聞き慣れない言葉ですが、これは、新築住宅の引き渡し後に構造上の欠陥などが見つかった場合に建築会社が負う「瑕疵担保責任」を、保険という形で下支えする法人として、国から指定を受けているという意味です。

また株主には、住宅・建材・保険といった住まいにかかわる業界の企業各社が名を連ねています。住宅業界と保険業界の双方が関わって運営されている制度であることも、信頼性を支える要素のひとつといえるでしょう。

 

具体的に何が保証されるのか

住宅完成保証制度では、大きく分けて2つの保証が用意されています。

前払金の保証
契約時や着工時などに先払いした工事代金について、請負金額の30%または1,100万円のいずれか低い方を上限に保証されます。

増嵩(ぞうすう)工事費用の保証
「増嵩工事費用」というのは聞き慣れない言葉かもしれませんが、建築会社の倒産などによって別の会社が工事を引き継ぐ際に、通常よりも余分にかかってしまう費用のことを指します。この増嵩工事費用について、請負金額の10%または200万円のいずれか高い方を上限に保証されます。
表にすると、次のようになります。

保証の種類内容保証の上限
前払金の保証先払いした工事代金を保証請負金額の30%、または1,100万円のいずれか低い方
増嵩工事費用の保証工事引き継ぎで増えた費用を保証請負金額の10%、または200万円のいずれか高い方

※保証内容・条件の詳細は、住宅あんしん保証の公式サイトおよび保証約款を必ずご確認ください。

 

工事はどうなる?

万が一、建築会社が倒産などで工事を続けられなくなった場合でも、それで家づくりそのものが止まってしまうわけではありません。工事は、引き継ぐ建築会社によって完成まで進められる仕組みが用意されています。

つまりこの制度は、前払金や増嵩工事費用というお金の面が保証されるだけでなく、「工事そのものが最後まで進み、家を完成させ、引き渡しを受けられる」ところまでを見据えた仕組みになっているのです。お金の保証と、工事の継続。この両面から支えられているという点を、ぜひ知っておいていただきたいと思います。

 

この制度に登録できるのは、審査を通過した会社だけ

住宅完成保証制度は、すべての建築会社が自由に登録できるわけではありません。登録にあたっては財務内容の審査があり、原則として建設業許可を取得していること、3年以上の事業実績があること、5棟以上の施工実績があることなどが条件になります。また、あんしん住宅瑕疵保険への加入も前提となっています。

つまり、この制度に登録し続けているということは、財務面・実績面の審査を継続的にクリアしている会社であるということでもあります。ことさら強調するつもりはありませんが、家づくりを依頼する会社を見極めるうえでのひとつの目安として、知っておいていただければと思います。

なお、この制度にかかる保証料などの費用は、制度上、建築会社側が負担する仕組みとなっています。

 

お客様にとってのメリット

住宅完成保証制度に加入している建築会社で家を建てることには、お客様にとって次のようなメリットがあります。
● 万が一の倒産時にも、先払いした前払金が保証される
● 工事引き継ぎに伴う想定外の追加費用にも、増嵩工事費用として備えがある
● 工事が途中で止まらず、完成・引き渡しまで進められる仕組みがある
● 財務面・実績面の審査を通過した会社であることの、ひとつの裏付けになる

よくある質問(FAQ)

Q. 保証を受けるのに、お客様の費用負担はありますか?
A. 保証にかかる費用は、制度上、建築会社側が負担する仕組みとなっています。

Q. どんな場合に保証を受けられますか?
A. 登録事業者が住宅の完成前に、倒産などの理由で工事を続けられなくなった場合が対象です。個別の状況によって取り扱いが異なる場合がありますので、詳しい条件は住宅あんしん保証にご確認ください。

Q. 保証内容の詳しい条件はどこで確認できますか?
A. 住宅あんしん保証の公式サイト、および保証約款に詳細が記載されています。ご不明な点があれば、森大建地産までお気軽にお問い合わせください。

まとめ

森大建地産では、お客様に安心して家づくりを進めていただけるよう、公式サイトでご紹介している「7つの保証」のひとつとして、この住宅完成保証制度への加入を続けています。
工事期間中の万が一に備える仕組みがあることを知っていただくだけでも、家づくりへの不安は少し軽くなるのではないでしょうか。制度について詳しく知りたい方、家づくり全体の進め方についてご相談されたい方は、ぜひ完成見学会や個別相談にお越しください。

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